社会人になると、急に出張が決まり急いで持ち物を準備しなければならないことがありますよね。
国内出張の場合は出張先でも同じものが買えるため、少しくらい忘れ物をしても大丈夫なことが多いですが、「海外出張」となると出張先では買えないものも多く、何を持って行き何を持って行かないか、迷ってしまうことも多いと思います。

そこでこの記事では
●【まずはここを確認】国際線の飛行機内に持ち込めないものや、持ち込み制限があるもの
について解説したうえで、
● どこの国でも必須!海外出へ行くときの基本的な持ち物リスト
そして、特に近年では出張先として多い
●中国出張の持ち物リスト
●アメリカ出張の持ち物リスト
についてまとめていきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

 【まずはここを確認】国際線の飛行機内に持ち込めないものや、持ち込み制限があるもの

海外出張の際は飛行機で行く方が大半かと思いますが、飛行機の国際線には、

  • 機内に持ち込めないもの
  • 機内に持ち込むのに制限があり、事前準備が必要なもの
  • 手荷物でしか持ち込めないもの、預け入れしかできないもの

があります。
せっかく準備したのに持ち込めず、検査場で破棄する羽目になってしまったり、必要なものなのに事前準備をしていなかったため持ち込めずに困ってしまうこともありますので、まずはこちらを確認してください。

手荷物・預け入れどちらでも機内に持ち込むことができないもの

国際線の機内には、手荷物・預け入れの荷物どちらでも持ち込み不可なものがあります。
引火性のあるものや爆発のおそれのあるものは、基本的にどちらも不可となります。
代表的なものとして

  • スポーツ道具のメンテナンス用スプレー類
  • キャンプ用ガスボンベ
  • 花火

が挙げられますので、ご注意ください。

また、日本では日常的に使っている方も多いですが、持ち込みに注意が必要なものとしてあるのが

・ アイコスなどの電子タバコ
日本では一般的になってきたアイコスなどの電子タバコですが、国によっては持ち込みを禁止していたり、没収されたりする場合もあります。こちらの対応は国それぞれによって異なりますので、あらかじめ自分で確認しておくようにしましょう

・ モバイルバッテリー
モバイルバッテリーについては、預け入れはできず手荷物での持ち込みのみ可能です。しかし航空会社や国によって持ち込める個数制限や容量が決まっていますので、あらかじめ自分で確認しておくようにしましょう。

機内に持ち込むのに制限があり、事前準備が必要なもの

機内の手荷物に持ち込む際に制限があり、事前に容器の移し替えなどの準備が必要なものもあります。
代表的なものは液体です。手荷物として液体を持ち込むには、あらかじめ自分で全ての液体を

「100ml(g)以下の容器に入れ、容量1リットル以下のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製袋に、余裕を持って入れること
※100ml以下の容器であったとしても、透明のプラスチック製袋に入っていない場合は持ち込みできない。袋のサイズ目安は、縦20㎝以下×横20㎝で、マチなしのもの」

として準備する必要があります。液体の中にはクリーム類も入るので、注意してください。
海外出張時に気を付けたい液体の代表的なものとして

  • 歯磨き粉
  • 保湿クリームなどクリーム類
  • 霧吹き式消臭スプレー
  • 霧吹き式虫刺されスプレー
  • ヘアクリームやワックス
  • ジェル状のリップクリームやグロス
  • 入れ歯安定剤
  • 育毛剤

などがあげられます。
上記のものはスーツケースに入れて預け入れる場合は特に制限なく持ち込めるので、どうしても機内で必要なもの以外はなるべく持ち込まないようにしましょう。

手荷物でしか持ち込めないもの、預け入れしかできないもの

また国際線では、手荷物でしか持ち込めないものと、預け入れしかできないものもあります。

手荷物でしか持ち込めないもの

  • ライターやマッチ
    1人1個だけ、手荷物のみ可
  • モバイルバッテリーなど予備バッテリー
    手荷物のみ可、ただし個数や容量については航空会社や国によって違いあり

スーツケースに入れて預け入れしかできないもの

  • はさみやカッター
    基本的に手荷物では機内に持ち込めない
  • スプレー
    シェービングフォームやヘアスプレーは1容器あたり0.5kg以下、1人2kgまで可能

となりますので、確認しておきましょう。

【すべての国で必須】海外出張に行くときの基本的な持ち物リスト

次に、すべての国で必須な、海外出張へ行くときの基本的な持ち物リストについてまとめていきます。

海外出張に行くときの基本的な手荷物リスト

※手荷物の中に液体を持ち込む場合、液体は持ち込み制限があるため、あらかじめ別の容器に入れるなどの事前準備を行いましょう。

  • スマホや社用携帯
    気づかないうちに現地のインターネットに接続されてしまい高額請求のおそれがあるため、アプリの自動更新やモバイルデータ通信をオフにしておくと良いでしょう
  • 海外Wi-Fiルーター(レンタルなど)
    海外パケット定額や現地のホテルWi-Fiよりも、安定した回線を利用できます
  • 充電器(モバイルバッテリー)
    手荷物のみ持ち込み可能です。個数や容量は国によって異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう
  • パスポート
    期限や余白に十分な余裕があるか、確認しておきましょう
  • ビザ
    アメリカのESTAなどの電子ビザはプリントアウトして持参。ビザを取得するのに時間がかかる国もあるので、間に合うように準備しておきましょう
  • 身分証明書
    コピーを取ってスーツケースに入れておくと安心です
  • 国際免許証
    現地で運転する場合は必須です
  • 保険証、海外旅行保険証とガイドブック
    海外での医療行為は高額ですので、保険には必ず加入するようにしましょう。カード付帯のものを使う場合は、保険対象を事前に確認しましょう
  • 現金、キャッシュカード、クレジットカード
    クレジットカードは海外ではJCBは利用できないことがあるので、VISAもしくはMasterが便利です
  • 現地通貨用の財布や小銭入れ
    1日分くらいは日本で両替してから持って行くことがおすすめです
  • パスポート紛失時用の写真
    パスポート紛失時、新しいパスポートもしくは渡航許可証を発行してもらう場合に写真が必要になります
  • 飛行機のチケット
    バーコードタイプは印刷し、スマホで写真にとっておくと便利です。
  • ホテルの予約表、道順とそれぞれのコピー
  • 日程表
    現地の言葉でも書いてあると入国審査がスムーズです
  • 名刺(予備は多めに)
  • 仕事の資料やPCなど仕事道具
    PCの予備バッテリーは預け入れできませんので、注意が必要です
  • 筆記用具
    カッターやはさみは手荷物では持ち込めないため、スーツケースへ入れましょう
  • ハンカチ、ティッシュ、ウェットティッシュや除菌ティッシュ
    特に制限なく持ち込み可能です
  • 常備薬
    処方箋のない目薬などは100mlの持ち込み制限あり。錠剤などは制限がないものの、使う分だけ持ち込み、いざというときに説明できるよう、外箱や説明書などがあると良いです
  • 眼鏡、コンタクトレンズ
    コンタクト保存液は100mlの持ち込み制限あり
  • 歯ブラシや歯磨き粉
    歯磨き粉は液体と見なされるため100mlの持ち込み制限あり
  • 化粧落としやスキンケア用品
    シート状のものであれば制限なく持ち込めるので便利。また機内は乾燥するので、保湿クリームやリップクリームがあると良いが100mlの持ち込み制限あり
  • 生理用品

海外出張に行くときの基本的な預け入れ荷物(スーツケース荷物)リスト

  • パスポート紛失時用の写真
    パスポート紛失時、新しいパスポートもしくは渡航許可証を発行してもらう場合に写真が必要になります
  • パスポートのコピー
  • 身分証や保険証、海外旅行保険証のコピー
  • 飛行機のチケットのコピー
  • クレジットカードの控え、カード会社の連絡先
    カード紛失時、カードの停止連絡をするときにあると便利です
  • 電圧器やプラグ
    充電をする際、電圧が違うと電気機器の故障の原因にもなります
  • 私服、サンダルやスニーカー
  • パジャマ、寝巻
    海外のホテルには準備されていないことが多いです
  • 部屋履きスリッパ
  • タオル
  • ティッシュ、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、除菌ティッシュ
  • ドライヤー
  • 歯ブラシと歯磨き粉
  • 保湿クリーム、リップクリーム
  • 髭剃り
  • 綿棒
  • 爪切り
  • 洗濯洗剤と紐
  • お菓子やカップ麺

などが挙げられます。ぜひ参考にしてみてください。

出張が多い国別!持って行くと便利な持ち物とは?

海外出張の中でも、特に多いのが

  • 中国
  • アメリカ

ですよね。それぞれの国別で、上記に挙げたリスト以外で出張に持って行くと便利なものや注意点をまとめてみました。

中国出張

まず中国出張に持って行くと便利なものや注意点についてまとめていきます。

中国出張に持って行くと便利なものリスト

・ ポケットティッシュやウェットティッシュ、除菌ティッシュなど衛生用品
都市部では気にならないことも多いですが、少し都市から外れると衛生状態は悪いことが多いです。ポケットティッシュやウェットティッシュなどは多めに持って行くと良いでしょう

・ 携帯用ウォシュレットやお尻ふきなど
中国のトイレでは紙がないこともあり、またウォシュレットも期待できません。ウォシュレットに慣れている方は、携帯用のものを持参すると良いでしょう。また、赤ちゃん用のお尻ふきも便利です。中国のトイレでは紙は流せないことが多いので、特に水に流せるものを準備する必要はないでしょう

・ 胃腸薬や頭痛薬など
中国の料理は香辛料などを使っていることも多く、普段お腹に自信のある人でも下したり便秘になってしまうこともあります。胃腸薬や下痢止めなどを持って行くと安心です。また、PM2.5など大気汚染が原因からくる頭痛を起こしてしまうおそれもありますので、頭痛薬などもあると良いでしょう。
ちなみに現地の人はあまりマスクをしていませんので、マスクの利用は臨機応変にしましょう(日本人と分かると、強盗に襲われたりすることもあります)

中国出張での持ち物の注意点

・ VPN機能付きルーター
中国で普通にインターネットを利用する場合、私たちがいつも使っているGoogleやLINE、Facebookなどは利用することができません。(政府の介入があるため)
VPN機能が付いたルーターを使えばGoogleやLINEなども使えるようにはなるのですが、最近ではVPNの取り締まりが厳しくなったとのことなので、万が一のことを考えるとVPNは使わない方が良いでしょう。
中国国内同士でメッセージのやり取りなどをしたい場合は、Wechatなどの中国で一般的に使われているものが便利です。Wechatは日本でもダウンロードできますので、あらかじめアプリを入れてから現地で使う、という手段もあります。

・ モバイルバッテリー
中国ではモバイルバッテリーの持ち込みに厳しく、100Wh以下であることが製品に記載されたバッテリーは機内持ち込みも預け入れも可能ですが、容量が100Wh以上であったり、容量の記載がない場合は持ち込みや預け入れが不可となっています。
また、モバイルバッテリーは1個まで、となっている航空会社もあるようなので、あらかじめよく確認しておきましょう。

アメリカ出張

アメリカも出張先としてはかなり多いですよね。アメリカ出張に持って行くと便利な持ち物や注意点についてまとめていきます。

アメリカ出張に持って行くと便利な持ち物

・ 携帯用ウォシュレットやお尻ふきなど
アメリカでもまずウォシュレットは期待できません。ウォシュレットに慣れている方は、携帯用のものを持参すると良いでしょう。また、赤ちゃん用のお尻ふきで、流せるものも便利です。

・ 胃腸薬や頭痛薬など
アメリカの薬局でも購入できますが、アメリカ人の体形に合わせた容量となっているため、日本人に合わせた容量の薬の方が安心です

・ 割り箸
アメリカにはないことが多いため、ナイフやフォークに慣れない方は持って行きましょう

・ 生理用品
生理用品に関しては、日本のものが高品質ですので、女性は持って行くようにしましょう

アメリカ出張の持ち物の注意点

・ ESTA
アメリカの入国にはESTAが必須です。直前になって焦らないように、時間に余裕を持って申請しましょう

・ クレジットカード
アメリカではキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードは必須となります。JCBは使えないことが多いので、VISAかMASTER、できれば両方持って行くと安心です

まとめ

海外出張に行くとなると、楽しみな反面準備することも多く、何を持って行くべきか迷ってしまいますよね。

この記事では、まず国際線の飛行機内に持ち込めるものや持ち込めないものについて、基本的なものをまとめました。

機内に持ち込み可能であっても、事前に準備が必要な物(液体・クリーム)もあるので、しっかり確認しておきたいですね。
また、渡航先や期間、衛生面・快適性をどこまで重視するかで、持ち物も変わってきます。
優先順位をつけながら、手際よく出張準備を進めたいですね。