会社を立ち上げる上でやっておきたいことはいくつかあります。特に、起業の準備段階でやっておきたいことに関しては山ほどあります。

しかし、これらを全て片付けていてはいつまでたってもビジネスがスタートできませんので、今回は最低限起業の準備段階でやっておきたい5つのことについて紹介していきます。

最低限これらのポイントを押さえておけば起業することが可能となります。

資金準備

業種にもよりますが、ある程度資金は準備しておいたほうが良いでしょう。

その上で起業するのであれば、精神的な安定も違いますし、それだけビジネスに集中できる時間が増えることにもつながります。

事業資金がなければそのぶん考えなければならず、結果的に社長さんがビジネスに打ち込める時間が短くなってしまうのです。

資金準備については、企業の準備段階で優先的に行っていくべきです。

出来る限り自分の自己資金などから出すようにしたいところですが、これよりも多めに集めたいのであれば、親族や家族に相談をしてお金を貸してもらったり、友人から出資を募るという方法でも問題はありません。

このような形で資金準備については、ある程度行っておきましょう。

ただし、この資金準備についても時間をかけすぎると良くありませんので、短期決戦で集めるようにしていきたいところです。

人脈形成

ビジネスにおいて必要なものの1つに人脈があります。
この人脈形成がうまくいっていればビジネスは8合目までうまくいったも同然です。

つまり、お客様の候補がいらっしゃるということです。

様々なエキスパートを紹介してもらうことができる人と繋がっていると非常に心強いものです。
そのため人脈形成についても、力を入れておきましょう。

出来る限り様々な人脈を持っている人と繋がっておき、その上で何か相談できることがあれば相談させていただき、そして役に立てることがあれば積極的に手伝いをしていくなどで人脈形成を計っていくのが重要なポイントです。

先にお客様をかこっておく

ビジネスというのお客様がいらっしゃって初めて成り立つものです。

よほど特殊な業種あるいはビジネスモデルでない限りはお客様がいなければビジネスは成立しません。

そこで先にお客様の候補を囲っておくというのも、必要なポイントとなります。

むしろ、これから新しい製品やサービスを立ち上げるにあたってその先行予約というような形でお客様が一定数いらっしゃると、これほどやりやすいことはありません。

さらに、創業支援融資などを受ける場合にも予約を多数頂いているというエビデンスがあれば、それだけ支援を受けやすくなるというポイントもあります。

あまりやりすぎると良くありませんが、ある程度まではお客様を先に先行予約という形で囲っておくのも、起業準備段階に行っておきたいポイントの1つとなります。

税理士・顧問弁護士の選定

税理士の顧問弁護士については、事業がある程度軌道に乗ってからでも問題ないという方が多くいますが、起業したての頃だからこそこういった税制や法務に関するエキスパートは必要です。

スポット契約である程度相談に乗ってもらうことができるような、あるいは気軽に連絡を取ることができるような税理士や弁護士の先生は、今のうちから獲得しておくことをおすすめします。

ビジネスが軌道に乗ってきたら顧問契約を正式に結ぶということをOKしてくれる先生も今はかなり多くいます。

起業準備段階で税理士・弁護士の先生に「会社を立ち上げるのである程度面倒を見ていただけないだろうか」あるいは「相談に乗っていただけないだろうか」とアプローチをしておきましょう。

交流パーティーに参加する

ビジネスマン同士の交流パーティーや社長さん同士の交流パーティーというのは全国津々浦々どこでも開催されています。

これはSNSなどでも見つけることができますし、口コミで紹介を受けて参加するという方法もおすすめです。ちなみにグレードや質が良いのは当然ですが、紹介制のパーティです。最上級は、社長さん同士での飲み会に呼んでもらう事です。
ただし、最初は人脈やコネもないということですので、ほとんどSNSから参加していくような形になるかと思います。

こういった交流パーティーに参加すると、同じようにビジネスを行っている人、あるいはすでにビジネスを展開している先輩、更には様々な会社に勤められているビジネスマンの方と交流する機会を得ることができるようになります。

こういった部分で刺激を受けたり自分を宣伝することによって仲間を作っていくということも必要な行動となります。

この辺りについては、早速ビジネスの開業資金から接待費・交際費という形で捻出するようにしていきたいところです。

ただし、交流パーティーについては、玉石混交ありますので、少しでもおかしいなと思ったらフェードアウトすることが必要です。

交流パーティーに参加してそこまで交流していないにも関わらずいきなり連絡先を聞いてきたり、実際にパーティーの翌日などに連絡してくるような人については、警戒しておいて損はありません。よほどフィーリング合っていたのであれば別ですが。

こういった観察眼を磨くというのも、交流パーティーに参加するメリットの1つでもあります。

自社HPの作成

独立開業の前に準備段階でやっておきたいことの最大のミッションが自社ホームページの作成です。

まずは自社ホームページから作っておきそして、開業と同時にリリースするような形がおすすめです。

というのも、通常のパターンでは開業や独立をしてから自社のホームページを作り始めるというケースが多く、それまでは、いわゆる「にわか作り」の簡単なホームページのみ設置するという方もいらっしゃいます。

しかし、それでは、きちんとビジネスをしているという証にもなりませんし、信頼感も失いかねません。

そこでまずは、会社を設立する前に自社のホームページを作っておくことが求められる、というわけです。

ちなみに、最初から法人格の取得を狙っている場合には、法人設立予定のおよそ5ヶ月前程度からco.jpドメインやor.jpドメインなど、いわゆる企業ドメインを取ることが可能ですので、こういった制度も有効に活用しましょう。

まとめ

起業準備段階でやっておかなければならないことは山ほどありますが、それぞれポイント別に絞り込むとおよそ5つの行動に絞られます。もちろんそれ以外のことはやらなくてよいというわけではありませんが、最低限これらの行動については、こなしていくようにしたいところです。

また、これらの行動を全てこなすことが社長としての動き方になります。サラリーマン時代とは比べ物にならないくらい忙しくなったと感じる方もいるかもしれませんが、今のうちにこの忙しさやフットワークという部分に慣れておくのもおすすめです。